Aiy-yue-kwee’ Nee-kee-chue!
皆さんこんにちは、
亜希ダウニング(aki_downing)です!
カリフォルニア州のネイティブアメリカン”ユロック族”に嫁ぎ
先住民の土地でのびのび楽しく暮らしています!
アメリカでの生活中に、思いがけず「ひょうそ」になってしまいました。
爪を切りすぎたり、ささくれを必要以上に抜いてしまうと、傷ついた皮膚から細菌が入り込み化膿して膿がたまってしまう、それが”ひょうそ”です。
冬の時期、乾燥しているからささくれが出来てしまい、一気にえいや!と抜いてしまったのが原因です。
指先がズキズキ痛くて、熱も持ち始め、「これってどうしたらいいの?」と焦った私。でも、色々調べて試した結果、驚くほど早く改善したんです!
4日で治しました!もう私はひょうそに怯えない!
今回は、私が実際に使って即効性を感じた薬や、手軽にできる治し方をシェアします。アメリカでひょうそに悩んでいる方、ぜひ参考にしてくださいね!
- 在米セキュリティカウンセラー
- オンラインコミュニティ『LinkUp』代表
- 岩手県陸前高田市国際姉妹都市サポーター
- 翻訳者・逐次通訳者
- Webライター・Webデザイナー
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- 岩手県陸前高田市
国際姉妹都市サポーター - 翻訳者・逐次通訳者
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ひょうそとは?
ひょうそは、指や爪の周辺に起こる感染症の一種で、主に細菌や真菌(カビ)が原因で発生します。
英語では”Felon”や”Whitlow”と言うそうですがうーん、覚えられない。
「My little finger is swollen.(小指が腫れてる)」
「My finger was throbbing with pain.(指がズキズキ痛む)」
このような表現でも十分伝わります!
ひょうその主な原因は、皮膚のバリア機能が弱まることで、細菌や真菌が入り込むことです。
具体的には:
- 爪を切りすぎたり、深爪した場合
- ささくれを無理に引っ張った場合
- 爪の周りの皮膚が乾燥やひび割れで傷ついた場合
- 不衛生な環境での作業や水仕事による皮膚の軟化
アメリカ生活では、乾燥した気候や水質の違いが原因で皮膚が荒れやすく、ひょうそが発症しやすい状況が結構あるようです。
「ひょうそは自宅で治さず病院へ。」
日本語のサイトを見るとほとんどがこう書かれています。でもここはアメリカ。皮膚科の先生に会うまでが長い。であれば自分で治してしまいましょう!
アメリカでひょうそに効くおすすめの薬
私がひょうそを直すのに使ったのはこちら!
エプソムソルト
エプソムソルトは『硫酸マグネシウム』という、海水などにも含まれる天然のミネラル成分。15世紀イギリスの”エプソム”と言う街で発見され、塩に似ていたことで名付けられたそうです。
- PURE EPSOM SALT: Made with pharmacy-grade magnesium sulfate to help ease aches and soreness from…
- FRAGRANCE FREE: Fragrance-free and fast dissolving, ultra-fine crystals dissolve quickly in water
- HOW TO USE: At bedtime, pour 2 cups under warm, running bath water and soak for 20 minutes
ずっと塩だと思ってました。笑
こちらの存在は知っていました。在米日本人の間でも使っている人は多かったけど、みんな入浴剤とかフットバスで使っていたので、まさか~っていう感じ。
ひょうそのケアにエプソムソルトでソーキングすると、こんな効果があるそうです。
- マグネシウムが皮膚を柔らかくし、膿の排出を助ける。
- 抗炎症効果で腫れや痛みを軽減。
- リラクゼーション効果で患部の緊張を和らげる。
抗生物質入り軟膏
ネオスポリン(Neosporin)と呼ばれている軟膏です。
- 1-ounce of Neosporin Original Topical Antibiotic Ointment by the #1 doctor recommended brand for…
- Wound care ointment is formulated with neomycin sulfate, bacitracin zinc and polymyxin B antibiotic…
- Topical first-aid ointment nourishes skin to minimize the appearance of scars after healing
小さな切り傷、擦り傷、やけどの治療にも良い!オロナインやドルマイシン軟膏的な役割ですかね。(知らんけど)
抗生物質成分を配合し、軽度な傷に24時間の感染防止効果があり、皮膚をケアし、傷跡を目立ちにくくしてくれます。
ひょうそを治すための自宅ケア方法
上記で紹介した2つを用意します。
沸騰したお湯をボウルに入れて冷まします。
※くれぐれも蛇口から出るお湯を使ってはいけません。お湯を貯めておくタンクの中は細菌だらけです。
なんとなくれんげ一杯分入れて溶かします。
めちゃくちゃいい匂いがするのでリラックスできます。
きちんと拭かなくてもある程度拭けたら自然乾燥でOK!
幹部にたっぷりネオスポリン軟膏を塗り、絆創膏で優しく包みます。
これを出来れば4時間おきにやりましょう!
翌日の朝の写真がこちら
あれ効果ないかな?と不安になったのですが、まぁ1日で治るはずもないので根気よく2日目も先ほどのステップを続けます。(2日目からは針で膿を出す作業はやめましたw)
そして3日目の朝!
ついに痛みもなく、腫れも引きました!!!まだ完治とは言えない状態ですが痛みと腫れが引いたことでもうこれは勝利と言っていいでしょう!
アメリカでひょうそを治すには『エプソムソルト+ネオスポリン』です!!
4日目には治っていました~!!
病院に行くタイミングは?
ただでさえ日本とは違う医療システム。病院に電話を入れるのも一苦労だと思います。
しかし次の症状が見られた場合は、迷わず病院に行ってください。
- 自宅ケアを数日続けても改善しない、または悪化している場合。
- 腫れや痛みが広がり、赤い筋が腕や指に向かって見える場合(感染拡大の兆候)。
- 膿がたまっていて、自力で排出できない場合。
- 発熱や全身の倦怠感がある場合(感染が全身に及ぶ可能性)。
- 糖尿病や免疫力低下がある方は、軽度でも早めに医師へ相談。
早めの受診で症状の悪化を防ぎ、適切な治療を受けることができます。
症状が気になる場合は迷わずホームドクターのところへ行きましょう。
まとめ
異国での生活、特に子育てをしながらだと、病院に行くのは本当に大きなハードルに感じることがありますよね。
言葉の壁や文化の違い、医療費の心配など、気軽に相談できないことも多いと思います。私自身も、アメリカで慣れない環境の中でどうすればいいか迷った経験がたくさんあります。
だからこそ、まずは自宅でできるケアを試し、それでも改善しない場合は無理せず専門家に相談してください。アメリカの医療は確かに日本とシステムが異なりますが、医師や看護師も親身に対応してくれる人が多いです。
お子さんやご自身の健康を守るために、安心して次の一歩を踏み出してくださいね。大変なときほど、頼れるものを頼って少しでも心の負担を軽くしていきましょう。
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